Espasnetの特許検索(https://worldwide.espacenet.com/)から入手可能なxlsx形式のエクセルデータを利用することで、グローバル特許(外国特許)の出願数推移グラフ、出願人ランキングマップ、バブルチャート等の統計データを簡単に作成することができます。ここではまず、パテントマップ作成(マクロ分析)の準備段階であるEspasnetからのデータの取得方法について説明したいと思います。
Espasnetでの特許の検索
Espasnetでの特許の検索は検索フィールドにキーワード、特許分類等を入力することで行います。例えばタイトルに”drone”を含むものを検索する場合は、以下のように
ti=”drone”
と入力することで検索できます。なおAdvanced searchのトグルをOnにすることで、サイドバーが表示され、詳細な検索をすることもできます。

Espasnetからの特許リストのデータ取得
Espasnetでは標準でcsv出力、xlsx形式出力に対応しています。xlsx形式のデータを使えばパテントマップを作成できます。
データの出力は、メニューボタンから行います。

メニューボタンにマウスオーバーすれば、以下のようにダウンロード形式を選ぶことができます。このなかから”List(xlsx)”を選択します。csv形式の出力もできるのですが、パテントマップ作成には使いづらいため、xlsx形式のデータをダウンロードすることをオススメします。

ダウンロードしたxlsx形式のデータを使えば、容易にパテントマップを作成することができます。本ブログで紹介しているpythonによるパテントマップを作成する場合には、xlsxを読み込むためにライブラリをインストールする必要がある点にはご注意下さい(以下の記事「すぐにできる、パテントマップ作成のためのPC環境のセットアップ」ご参照)。

Espasnetからデータのダウンロードができるのはわかったけど、Google Patentではだめなの?
Google Patentからもcsvデータを取得可能。しかし注意が必要
Google Patentからも、csv形式のデータを取得可能です。また特許数の制限もなく、膨大な数のリストを得たい場合には有用です。ただしGoogle Patentで取得できるcsv形式のデータには、IPCの情報が含まれません。パテントマップを作成する場合で技術分類を分析するIPC等の技術分類を用いることがあります。したがって、Google Patentのcsvデータを用いる場合、これらの観点での分析ができない点にはご注意下さい。

J-PlatPatにも外国出願を検索できる機能があると思うけど??
J-PlatPatからも外国特許のリストを取得可能。しかし注意が必要。
J-PlatPatからも、外国特許文献のリストを取得可能です。ただしJ-PlatPatで取得できる外国特許リストのデータには、出願人の情報が含まれません。パテントマップを作成する場合、出願人情報を用いることがあります。したがって、J-PlatPatのcsvデータを用いる場合、これらの観点での分析ができない点にはご注意下さい。



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